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#3 脚の長さが違うのは問題ですか
脚の長さが左右で少し違うといわれたことがあり、心配です
身体の構造上、多少の違いはあるものですからご安心ください。
過去に脚の長さの違い(脚長差)を指摘され、それが体調不良の原因なのではないかと心配されている方は少なくありません。
多くの場合で数㎜~1㎝程度の違いであり、問題ないことがほとんでですからご安心ください。
脚の長さが違えば、骨盤が傾き、背骨も歪んで腰や肩に負担がかかる。そう考えられています。
ただ、人の体は完全な左右対称ではありません。例えば、
- 肝臓は右側にある。
- 肝臓が存在するので右側の腎臓は左側よりも下げられた位置にある。
- 肺は右は三つ、左は二つの区画に分かれている。
- 脾臓は身体の左側にしかない。
- 胃や心臓も左右対称の形ではない
などなど多数の違いがあります。
顔の作りも右と左で対象ではないこともテレビなどで紹介されていますから、ご存知のことかもしれません。
脚の長さも同様です。骨の長さが左右で違っているかもしれませんし、股関節や骨盤の傾きやハマり具合などから多少の違いが生じています。
軸足になりやすい方は脚長も短くなりやすいです。
利き手利き足の影響や社会環境に適応させるため、ある程度の右左の違いを「敢えて」出していることもあります。
これらの結果から見かけ上の脚長差があらわれてきます。左右でピッタリにはなりません。
見た目の判断で長さや違いをそろえてしまうと、かえって身体が使いにくくなったり不具合があることも少なくありません。
当院でも以前は脚長差の検査をしていましたが、信頼できないことも多く重要視していません。
背骨の動きや身体の動きやすさ、関節の可動性などの検査を行っています。
脚の長さに影響する、骨盤や股関節の具合は整体・カイロプラクティックなどで調整できます。
すると、もちろん脚長にも変化があり、元々の骨格に合わせた形に戻ってきます。
形や見た目は直接操作しなくても自然と整ってくるのです。
脚長差だけでなく、気になり始めるきっかけとなった肩や腰などの体の不調も、本来の状態に回復されていきますのでご安心ください。