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太ももの裏の重だるさは姿勢が原因?【坐骨神経痛/腰痛の整体事例】

2025年8月11日

太ももの裏が重だるくて気持ち悪い
という症状でお困りの女性が来院されました。
普段から腰痛がありましたが、最近は特に太ももの裏に重だるい感覚が続くとのこと。
「気持ち悪くて仕事に集中できない」とも話され、日常生活にも影響が出ていました。
主な症状
- 太ももの裏の重だるさ・違和感
- 腰痛を既往に持つ(慢性傾向)
- 座り作業中に症状が増す
脚の違和感と姿勢の関係
坐骨神経痛のような強い痛みやしびれを伴う場合もありますが、今回のように「違和感」「だるさ」「気持ち悪さ」が主体のケースも多く見られます。
こうした症状に共通してよくみられる身体の特徴が、
「腰が後ろに丸くなっている姿勢」
です。腰が後ろに丸くなると、腰や骨盤の特定の部分に負担が集中し、次のような悪循環が起きやすくなります。
- 一部の筋肉や関節に慢性的な負担がかかる
- 血流や神経の働きに影響が出る
- 腰痛や脚の違和感が続き、改善しにくくなる
その場で変化が出た「姿勢の作り直し」
今回の患者さんは事務作業中に症状が出やすかったため、まずは椅子に座る時の「正しい姿勢を作り直し」をお伝えしました。
- 椅子に深く腰掛け、骨盤を立てる
- 足の裏全体を床につける(両足でしっかり支持)
- 肩の力を抜き、あごをやや引く
これらを意識してもらったところ、その場で「すぅーっと症状が楽になった」と実感されました。
これは一時的な改善ですが、「痛みやだるさが姿勢の影響を受けている」ことを体感する大きなきっかけになります。
姿勢が全身へ及ぼす影響
姿勢の乱れは腰や脚だけでなく、首や肩のこり、頭痛、呼吸の浅さなど全身の不調に関わります。
特に「腰の後ろ丸まり」は背骨全体のバランスを崩し、長期的には様々な不調の原因になり得ます。
当院での対応方針
当院では次の二本柱を基本方針としています:
- 背骨・骨盤の調整(整体)
可動性検査に基づき、優しく背骨や骨盤を調整して身体のバランスを整えます。 - 姿勢の習慣化指導
日常生活での姿勢・動作のクセを確認し、無理なく継続できる実践的なアドバイスを行います。
整体で身体の土台を整え、日常での姿勢を改善していくことで、症状の改善だけでなく再発予防にもつながります。
セルフチェックと簡単な対策
次のような点が当てはまる場合は、姿勢の影響を疑ってみてください。
- 長時間座っていると太ももの裏や腰に違和感が出る
- 立ち上がりや歩き始めに症状が強まる
- 普段、椅子に浅く座るクセがある
簡単にできる対処(職場ですぐできる)
- 30〜60分に1回、立ち上がって軽く歩く
- 深く座り、骨盤を立てる意識を1分程度保つ
- 足の裏を床につけ、背筋はリラックスして伸ばす
まとめ
今回の事例のように、太ももの裏の重だるさや違和感は、必ずしも神経そのものの障害だけが原因とは限りません。
姿勢や日常の動作の影響で、症状が出ていることがよくあります。
まずは自身の姿勢をチェックし、変化がある場合は早めに専門家へご相談ください。
当院では、背骨の調整と実践的な姿勢指導で、症状の改善と再発予防をサポートします。
腰痛や脚の違和感でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
※なお、医療的緊急性(麻痺・排尿障害など)が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
すぎやす整体院では、独自の可動性触診検査で背骨の状態を把握し、整体施術や姿勢指導をおこなっています。
整体自体は優しく背骨を整える痛くない施術法です。
背骨の良い状態が安定すると身体によい変化があらわれ、さまざまな症状が改善されています。
同じような症状の方には整体の進め方や計画など、ご来院時の参考になるかと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。